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施工管理と溶接工──立場の異なる二人が、日々の協力関係のリアルを語る座談会です。「話しやすさ」を土台にお互い提案し合い、頼り、助け合いながら仕事を進めていく。役割は違っても、二人で一つのものをつくり上げる面白さを語り合いました。職種を越えたチームワークが生きる、岩本鉄工所のリアルな声をお届けします。

クロストークメンバー

Member

F・H

F・H

入社4年目/30代男性/施工管理
Y・R

Y・R

入社1年目/20代男性/溶接工

お二人は現場でどのように協力しながら仕事を進めていますか?

F・H

F・H

「とにかく喋る」これに尽きますね。Yさんは明るいので話しやすくて、こちらもどんどん話せます。私たちはこの道何十年のベテランには経験ではまだまだ及びません。「こうじゃないか」「ああじゃないか」と二人で提案し合って方向性を決めていっています。
Y・R

Y・R

私は施工する側からの視点で、「こうしたらもっと作業がやりやすくならないか」「こういう道具があれば」という提案をしていきます。それで、お互いの折り合いがつくポイントを探していく感じですね。
F・H

F・H

それに、Yさんは前職で建設業界の経験があるので、「このやり方もある」「こういう類似品がある」という提案が強みですね。ただ、あくまで提案で、最終的に決めるのは現場責任者でないといけません。上下関係ではなく役割の違いなので、Yさんに頼りすぎないように、こちらも勉強のつもりで色々聞くようにしています。『それなら会社の設備でもできそう』という着地点を、二人で見つけていく感じですね。

一緒に仕事をする中で「助けられた」と感じるエピソードはありますか?

一緒に仕事をする中で「助けられた」と感じるエピソードはありますか?
F・H

F・H

助けられたエピソードと聞かれると、正直「毎回」なんです。極端な話、私が「これやって」と言って「やりたくない」と返されたら終わりですが、Yさんは素直にやってくれますし、できないことは「できない」ときちんと言った上で、できる方向に持っていける。何事も伝えることが大事なので、そうやって責任を持って動いてくれる姿勢は本当に助かります。
Y・R

Y・R

私からすると、現場に向かう道中で「この道具いる?」と選定を一緒に考えたり、最後に「これ忘れてるよ」と確認したり、そういう当たり前のことを職人に任せっきりにせず一緒にやってくれるのが大きいです。当たり前をどれだけできるかだと思うので。
F・H

F・H

ヒューマンエラーをどうなくすか、なんですよね。二人の目、三人の目で見て、ダブルチェック、トリプルチェックをする。忘れ物ひとつで取りに帰って工事が止まったりするので、そこは助け合ったほうが絶対にいいです。
F・H

F・H

あと、言葉にしなくても、という部分もあって。荷下ろしのときなど、Yさんは自分の担当じゃなくても自然と手伝ってくれるんです。
Y・R

Y・R

いい意味で勝手にね(笑)。逆にFさんも、片付けや段取りのときは他の人も巻き込んで率先してやってくれるので、そこは助かっています。

施工管理と職人、それぞれの立場から見てお互いの印象はどうですか?

施工管理と職人、それぞれの立場から見てお互いの印象はどうですか?
Y・R

Y・R

職人から見た施工管理って、正直、昔は「とっつきにくい」「型にはまっていて、これはこうする」というイメージだったんです。それが岩本鉄工所に来てから変わりました。こちらが提案したらちゃんと乗ってくれますし、ダメなら「もう少しこうしたら」と柔軟に返してくれる。施工管理と職人の力を合わせてモノを作っていく、という感覚に変わりました。
F・H

F・H

暑い中で元気よく作業しているのを見ると「本当に物づくりが好きなんだな、すごいな」と思います。それと、Yさんが言ったことの逆で、こちらの言ったことに柔軟に対応してくれる。自社で作業員を抱えていることのメリットを日々感じています。

相手の仕事を見て純粋にすごいと感じるところは?

F・H

F・H

純粋にすごいと思うのは、夏の暑さの中で火を使う溶接を、声を出して元気にやっているところです。仕事とはいえ、好きじゃないとできないと感じます。私たち施工管理は、作業員がいないと物が作れませんからね。
Y・R

Y・R

私がすごいと思うのは、お客さんとのやり取りです。本音で言ったら終わってしまうようなことでも、どこにも角が立たないように、お客さんにも作業員にも納得してもらえる形に持っていく。心の中で「これ無理じゃないかな」と思っていても、終わった後に笑顔で「いけた」と戻ってくるんです。あの話の持っていき方は、私には無理だなと思います。
F・H

F・H

はっきり言わなければいけないことは言う、でもできるだけお客さんの要望に応えたい――その両方を頭に置いて喋っている感じですね。

お二人が連携する上で一番大事にしていることは何ですか?

お二人が連携する上で一番大事にしていることは何ですか?
Y・R

Y・R

連携で一番大事にしているのは、声かけです。冗談交じりでもどんどん喋る。でもメリハリはつけて、真面目な話は真面目にします。
F・H

F・H

私も声掛けですね。私はいつでも話しかけます。手が離せなければ『ちょっと待って』と返してくれますしね。これができるのは、信頼関係ができているからです。
Y・R

Y・R

不慣れな作業や難しい体勢でなければ、溶接しながらでも話は聞けますよ。
F・H

F・H

手を止めずに会話するの、あれはすごいですよ。マルチタスクですね。

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